wpXSpeedへ簡単引っ越し!エラーの主な原因は「セキュリティ設定」?

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他のサーバーからwpXSpeedへ「簡単引っ越し」を行う場合の手順とエラーとなる原因について

wpXSpeedはエックスサーバーが運営する新しい「WordPress専用クラウド型レンタルサーバー」です。

エックスサーバーや従来あったwpXクラウド(現在廃止)と比べ、処理速度の速さなどが期待されています。

今回は、私が行った「エックスサーバーからwpXSpeedへの移行手順」及び「多くの方がエラーとなる原因と考えられるセキュリティ設定」についてお伝えしたいと思います。

エックスサーバーからwpXSpeedへのサーバーの引っ越しは「WordPress簡単移行」が便利!

wpXSpeedは先程ご説明したとおり、「WordPress」専用のサーバーとなっています。

私が運営している10個以上のHPは全てWordPressを利用していますので、このHP全てをwpXへ移行させました。

エックスサーバーでは、「WordPress簡単移行」という大変便利なシステムが利用でき、従来は大変な作業であったサーバー引っ越しをとても簡単に行うことができるようになっています。

WordPress簡単移行の手順について

それでは、WordPress簡単移行の手順についてお伝えしていきたいと思いますが、WordPress簡単移行といってもユーザーのニーズに沿った複数の手順方法が用意されています。

今回は私の独断で「サーバー移行に関する知識が最も少ない人でもできる手順」と考える方法で行っておりますので、初心者の方はご参考ください。

wpXSpeedとの契約を行う

wpXSpeedとの契約方法については割愛させていただきますが、エックスサーバーと契約を行った際のように支払方法やプランを選択するだけで簡単に契約自体は行なえます。エックスサーバーでの「x10」プランがwpXSpeedでの「w1」プランに該当しており、性能としてはほぼ一致しています。個人でHPを持っている方はまずは「w1」プランで十分だと思います。

WordPress簡単移行をする前に「ドメイン追加設定」を行う

サーバーの移行を行う前に、まずはwpXサイトにて「ドメイン追加設定」を行います。

今回は一般的と考えられる「whois認証」でのドメイン追加方法で行います。

まず引っ越しをするサイトのドメイン(サイトアドレス)のネームサーバーをwpXに変更します。これにより、wpX側のサーバーにドメインを登録できるようになります。

指定ネームサーバーは

ns1.wpx.ne.jp

ns2.wpx.ne.jp

ns3.wpx.ne.jp

の3つです(コピー&ペーストして構いません)。

これをドメインを利用しているサービス会社のネームサーバー設定ページで変更します。

下記の画像は「お名前.com」でのネームサーバー変更画面です。

上記の作業が終了すると、wpXでのドメイン追加設定が行えるようになります。

「whois認証」によるドメイン追加方法

wpXサイトの「ドメイン追加設定」から、引越し元のドメインを入力し、wpX側に登録してください。

下記画面から「ドメインの追加(確認)」ボタンをクリックします。

上記の画面が出た後でも、「追加したドメインにWordPressをインストールする」ボタンをクリックしないよう注意してください(新規のドメインを使った場合の手順です)。

その後は、もう一度ネームサーバーを従来のエックスサーバーで使用していたものに戻します。

上記の

ns1.xserver.jp

ns2.xserver.jp

2つの変更で構いません。

whois認証を使う場合、一旦ネームサーバーをwpX側のものに変更しなければwpXでのドメイン追加設定が行えず、ネームサーバーを戻さなければエックスサーバーからwpXに引っ越すことができなかったため、このような作業を行うことになりました。

それでも他のドメイン追加設定方法に比べるとこの作業のほうが簡単であったため、サーバーに関する知識があまりない方ですとこちらに挙げた行程のほうがスムーズかと思います。

web認証やメール認証など、他の方法についての知識がある方はその他の方法を用いるほうが手っ取り早いかもしれません。

WordPress簡単移行でエックスサーバーからwpXSpeedへのサーバーの引っ越しをする

wpXのサーバー管理画面からWordPress簡単移行画面に入ります。

移行元のURLとWordPressのユーザー名およびパスワード(ダッシュボードログイン画面で入力するもの)を入力し、「WordPressを移行する(確定)」ボタンをクリックします。

以上で何事も無ければ引っ越しは完了します。

引っ越し完了後、ネームサーバーをwpXのものへ変更する

引っ越しが完了したら、ネームサーバーを移行先のwpXのものへ変更することを忘れないようにしましょう

エックスサーバー側のドメインの削除

エックスサーバーのサーバーパネル画面の「ドメイン設定」からすでに移行したドメインを削除します。

エックスサーバーで利用しているドメインが全て無い状態であればエックスサーバーを解約します。

wpX側でサイトがしっかり動いているかを確認してからエックスサーバーを解約しましょう。

 

移行エラーが出てしまう場合の解決方法は「セキュリティ設定」が多い?

WordPress簡単移行は、すんなりいけばとても簡単にサーバーの引っ越しができる大変便利なサービスです。

しかし、私は移行したサイト全てにエラーが生じてしまいました

移行した11のサイトのうち、9個がこちらのエラーでしたので下記に解決方法を挙げておきます。

WordPressセキュリティ設定の「ログイン試行回数設定」をOFFにする

移行元のエックスサーバーのサーバーパネルから「WordPressセキュリティ設定」画面に入ります。

そこから「ログイン試行回数設定」をOFFにし、確定します。

その後再度WordPress簡単移行を試します。

私は一つ一つの原因を探っていくなかで、こちらの「ログイン試行回数設定」にたどり着きました。必ずしもこれが原因でない方もいるとは思いますが、お試しする価値はあると思います。

その他の解決方法としては、ネームサーバーの変更やその他の設定の変更が反映されるまで時間を置く、というのも意外と重要かと思われますのでお試しください。

以上、エックスサーバーからwpXSpeedへのサーバー引っ越し手順とエラーの解決方法についてお伝えさせていただきました。これらに当てはまらないケースも多々あるかとはおもいますので、その際はサーバー側に問い合わせてみましょう。

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